“遅生まれ”なので

still alive

千歳川には12月になっても産卵するサケたちがきています。冬になってやってくる「後期群」です。遅生まれのサケたちばまだフレッシュな個体がたくさん。営みは新年になっても続きます。

 


注目のまと

in front of an audience

札幌市内、琴似発寒川の10月上旬。サクラマスの産卵がひと段落すると、サケの産卵です。例年、橋のすぐそばで産卵しているので、通行する人も足を止めます。札幌市民にとって秋を感じる風景です。

 


海から90キロ

90km from estuary

石狩川の河口から90キロ、新十津川町を流れる支流の徳富川にあがってきたサケです。10月上旬、静かな川面を黙って眺めていたら、背中があちこちに。イケメンのオスたちのバトルは見ごたえがあります。


「想い」伝えて

do your best

10月上旬、琴似発寒川でサクラマスのメスを見つけました。砂利を跳ね上げている様子を撮影していると、岸際からオスが現れて…。

オスの「想い」は伝わるのか。


お腹が白いのは

bonanza year

カラフトマスの「あたり年」の恩恵は、札幌にもありました。琴似発寒川にやってきたカラフトマスの様子をとらえました。

 


オスはプルプル2016

vibrating sign

9月下旬の琴似発寒川にサクラマスたちの様子を見に行きました。メス、オスともに華やかな婚姻色、今にも産卵しそうな雰囲気です。2015年にオスの求愛行動「プルプル」を間近で観察しましたが、2016年はさらに近距離での撮影に成功しました。

 


出会い重ねて

taking an opportunity

2016年9月中旬、直前に見つけたオスとメスがどう展開していくのか追いました。定点観測から見えてきたサクラマスの短い秋とは…。「出会いを待って」の続編です。


出会いを待って

waiting for opportunity

当たり年と前評判にわくわくしていた2016年9月中旬、琴似発寒川でサクラマスたちが産卵態勢に入っていました。婚姻色にそまったオスとメス、彼らの出会いはいつ…。


上流へ

going back upstream

2016年はカラフトマスの「あたり年」。9月上旬、清里町の小河川にも大群がやってきて、産卵に適した場所を目指して上流へ向かいます。しかし、彼らの前に立ちはだかるものがあるのです。


最後の秋

on the ragged edge

9月上旬のサンル川上流を訪ねました。天塩町の河口から200キロ。遠い旅を経てたどり着いたサクラマスたちを見つけました。


8月のホッチャレ

summer run

8月にサケが見られる場所があるとSWSP(札幌ワイルドサーモンプロジェクト)ホームページで見つけて、行って見ました。千歳市の名水ふれあい公園の内別川です。8月下旬にホッチャレを見かけるのは意外です。

 


住宅街を泳ぐ

very nearby

住宅街を流れる安春川は下水処理した水を利用した流れ。どんな生物がいるのか8月下旬に見に行きました。もしやアブラビレ?と思ったらボラでした。川底に生える藻が魅力になっているようです。

 


手稲の川も見てみよう

within arm's reach

8月も相変わらず暑〜い。でも川では何かが起きていないか?「ひょっとして遡上魚と出会えるかも」と下心を持って川に向かうと、いろいろな生き物たちが見つかりました。

 


山鼻川に潜る

get cool

7月下旬の暑〜い日。豊平川本流は温泉状態なのに支流の山鼻川はひんやり。潜ってみないわけにはいきません。快適な水中で人の営みも発見しました。

 


小動物もいます

big eater

7月上旬になると、さすがに豊平川でサケ稚魚を探すのは至難の技です。みかけるのはウグイの稚魚ばかり。ほかにはどんな生き物が…。と、予想もしなかった動物に出会ってしまいました。その動物とは??(カモメじゃないですよ)。

 


初夏の豊平川の住人たち

あっという間に豊平川にも夏がやってきました。6月中旬のこと、冬になってもサケたちが群れていた分流に稚魚たちを発見。少し小さめの彼らが降下までに過ごす場所がありました。

 


春に漂う

豊平川のサケの稚魚たちはその後どうしているのか? 5月中旬に調べにいった先で見つけたのは、表層を漂う小さな魚。その正体は…。

 


無加川の春

北見市内の流れる無加川にも、4月下旬ともなると春がやってきます。暖かい春の陽射しの朝(と言っても水は冷たいです)、流れ込みをのぞいてみるとアビラビレの稚魚たちを発見しました。


春の小さな仲間たち

4月下旬、河原の雪はすっかり溶けました。昼間に稚魚たちがどうしているのか見てみたい!と河原を歩いてみると、意外にも団体になって目の前に現れました。


海へ

サケの稚魚たちはどんな風に海を目指すのか。3月、雪解けが進む豊平川の暗闇にレンズを向けると、肉眼ではとらえきれない姿が見えてきました。